友達の紹介
ゲイとゲイの出会いというのは、困難を極める。
男女の出会いのように、会社や学校など日常生活の場で同性愛者同士が出会う機会はないし、合コンや友達の紹介ということも基本的にはない。
一昔前よりは随分とゲイの社会的立場が認められてきてはいるが、それでもなお同性愛者に対する偏見はあり、出会いの無いゲイであることを堂々と告白することはできない状況にあるのが実態なのだ。
したがって、今までは新宿二丁目などのゲイタウンやハッテンバを訪れて、直接的にゲイとの出会いを模索するしか方法はなかったのだ。
しかし、ゲイを自覚し始めた男性がそのような場所にいきなり足を運ぶというのは、それまでひた隠しにしてきた同性愛という世間では受け入れられない感情を、思いっきり肯定することになるのだ。
誰か知り合いに見られている可能性がゼロとは言い切れないだろうし、ゲイタウンやハッテンバに訪れたとしても、どのように振舞っていいのかもわからないということになる。
そういった意味で、ゲイ同士の直接的な出会いはハードルが高く、かなりの度胸を求められたのだ。
しかし、1990年代後半の出会い系サイトの普及により、ゲイ同士の出会い方に変化がもたらされた。
インターネット環境さえ整っていれば、素性を晒すことなく、同じゲイ仲間と交流できるようになったのだ。
このことで自分がゲイであることとゆっくり向きあうことができ、ゲイの知識をみにつけ、出会いまでの予行演習ができるようになった。
しかもその上、わざわざ実際にゲイタウンやハッテンバに足繁く通う必要すらなくなり、気楽な気持ちで相手と知り合いになれて、コミュニケーションを取れるようになったのだ。
インターネットの出現は、ゲイの出会いを革命的に激変させたのである。
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2011年12月13日 | コメント/トラックバック(0) |
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